ドライブシャフトブーツ交換 22004/9/29 ドライブシャフトブーツ交換 2さて、外れたドライブシャフトからまずはブーツを外します。 グリスまみれになりながら、カッターで切り裂いてゆくのですが、この辺でグリスの汚れなど気にならなくなってきます。 次に、インナー側の等速ジョイント部をドライバーでこじりながら缶のふたを開けるようにばらしました。 ドライブシャフトを長手方向に加圧しているスプリングが入っているので、注意しながら外さないとグリスが飛び散ります。 インナー側のレースからドライブシャフトが中に入っているグリスを掻き出し、洗浄。 私の知る国産車のダブルオフセットジョイントとは形状が違いました。 ニードルローラーはホルダー無しなのでぽろぽろ外れるので要注意です。 次に、アウター側のジョイントを外します。 通常のブーツ交換でしたら、インナー側は外さず、アウター側のジョイントを引き抜くだけでブーツの交換が可能です。 (と、ばらした後で分かったのですが。。。) この作業、アウターの等速ジョイントとドライブシャフトがスプラインではまっているのですが、私の場合、抜け止めのCリングが堅く、なかなか抜けませんでした。 私のガレージには万力が無く、万力に代わる知恵も知識も持ち合わせていなかったため、近くにあるプロバンスガラージュさんの工場にお邪魔して作業させていただきました。 あとは、古いグリスをきれいにふき取り、新しいグリスを詰め込んでブーツをかぶせ、バンドを巻いて完了。 ところが、先に外したインナー側のブーツリテーナーのかしめが弱く、ブーツと一緒に外れてきました。 そこで、元通り(とまではいかないが)リテーナーをカシメます。 私の場合は長いM4のボルトがあったので、そのねじ無し部を溝にあてがい、ハンマーで叩いて一周しました。 元のとおりに車に取り付けて完了。 慣れない作業であるのと、FF車の面倒な作業はリビルト品利用で避けて通ってきた事もあり、ドライブシャフトの脱着よりもブーツの交換作業の方が体力使いました。 やはり、整備は道具と経験と知恵だと実感。。。あと体力も(笑) |